元々は営業部に入社しました。新しく営業企画管理という部署が出来たので、そちらに異動して仕事をしています。仕事内容は、一つ目は販売促進です。自社の商品や良さを知ってもらい、そこから商品を購入していただくためにどうすればいいか常に考えています。
二つ目は、売上の数字の管理です。そして三つ目は、それぞれの部署へのパイプ役やアドバイスをしています。例えば、営業部と生産部での必要な在庫個数の調整、開発部と生産部での企画内容のすり合わせ。その他にも、新商品へのアドバイス、営業の社員が販売や商談をしやすいように関係部署に連絡します。
東京や福岡に出張にも行きます。先日はテレビの通信販売番組の収録を手伝いに行きました。展示会のお手伝いもします。
一言でいうと、営業が売りやすくするためのサポートをしています。

新商品のプレゼンテーションの時に、その商品の背景やストーリーを伝えるパワーポイントを作成しますが、その資料を使って取引がうまくいったという報告があった時には、やりがいを感じますね。私が作成した資料で商談がまとまったり、社員の人が成果をあげてくれたら自分のことのように嬉しいです。

営業部にいた時に、6本入りの缶ビールにさきいかの小袋を貼り付けるという商品の受注を受けたのですが、予定よりも大量に発注がかかったのです。この商品は、袋の裏側に両面テープを貼って出荷します。ところが袋はあるが両面テープが準備できていないということになり、営業部の社員全員で協力して、両面テープを貼って期限に間に合うようにやり遂げました。大変でしたが達成感があり、今でも心に残っています。

カモ井食品は元々乾物問屋でしたが、昆布の佃煮を作ったところから、今のカモ井食品がスタートしました。他には、煮豆、さきいか、惣菜、インスタント食品なども製造しています。こんなにたくさんの種類を作っているメーカーは、他にはありません。そこが自慢できるところです。職場は、皆が言っていると思いますが、アットホームで居心地がいいです。
趣味の合う仲間で釣りをしたり、野球をしたりしているグループもありますよ。

私は、実家が小さなお菓子屋をやっていました。そこに、カモ井食品の珍味が売られていて小さいころからよく食べていました。就職する年になり、食べることが好きで、料理も得意でしたので、岡山県で食品会社を探し、昔から知っているカモ井食品に惹かれ、就職しました。

大切にしていることは、些細なことでも必ず報告するということです。些細なことは報告するかどうか迷うことがありますが、報告しなかった時に限って大きい問題になることがあります。このことは、後輩にも必ず伝えています。

これから入ってくる新入社員や営業社員が、少しでも販売しやすく、商談をまとめられるように、不安を取り除ける基礎のマニュアルや、商品の説明などの資料を作成することが目標です。